不景気が続いていることや、結婚という形態が多様になったことから、結婚式を簡素化する傾向がありますが、結婚式をしない場合でも結婚したら結婚指輪をする人が増えています。結婚指輪をすることで、お互いに愛の絆を結んでいることを実感することができます。また、結婚指輪には浮気防止の役目もあります。結婚していることの判断は見た目だけではできませんから、結婚指輪をすることで、すでに絆を結んでいることを内外にアピールすることができ、悪い虫がつくことを防止することができます。

以前は指輪をしていることは恥ずかしいと感じる男性が多かったのですが、さいきんでは結婚指輪をしている男性のイメージが上がっています。家庭を大事にしているというイメージがあるので、仕事場でも信頼できる男性だとみなされる傾向があります。指輪は毎日装着するもので、取り外しをしないものがほとんどですから、デザインはシンプルなものが多くなっています。ダイヤモンドなどの石をつけたい場合は、外から見たときにはわからない、内側の部分に着けることが多くなっています。

シンプルなデザインは長く装着していても飽きませんし、他のファッションリングと組み合わせても違和感がありません。指輪の内側に、夫婦のイニシャルを刻んだり、二人の思い入れのある言葉を刻むことも人気になっています。指輪を常に装着することで、離れていても心はすぐ近くにいるような気持ちでいられます。